アート21西船絵画教室 の日記
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アート一口講義9
2012.12.02
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<アート21年末ボランテイア企画>
① アート21ネットコース(通信講座)テキスト一部を実費(500円)で、提供します。対象者:おおむね60才以上の方・障害のある方・未成年者(おおむね12才以上高校生まで)
② テキストを1000円で提供します。対象者: 19才~29才
注意)証明するものが、必要です。
例:自動車免許書または保険書をコピーし、お名前と生年月日を残し、あとは、消してメールに添付
● デッサン講座・水彩画講座・パステル画講座のいずれか。
テキスト一部とは: テキストー1「絵の基礎的知識」+テキストー2「模写見本画解説」+模写見本画×2=20~25ぺージ
アート21とは: 千葉県船橋市で、絵画教室・研究所・通信講座を運営しています。
ボランテイア企画で、 お問い合わせ : taya@art21japan.jp 090-9140-4755
※郵送を希望する方は、テキスト打ち出し費用と送料で、700円がプラスされます。
※カリキュラム表あります。
「油絵の描き出し方」
油絵の描き出し方は、色々ある。 鉛筆で下書きする、木炭で下書きする、黄色で下書きするなどがあるが、画面に、まず、発色の良い黄色を全体に塗ってしまう人もいる。
また、マチエールと言って、画面をある程度作ってしまう人もいる。 マチエールとは、絵肌のことで、画面上のフィーリングをまず掴んでしまうというやり方である。
初心者に、お薦めなのは、鉛筆での下書きだろうか。 ただ、キャンバス面はデコボコなので、細かい下書きは避けよう。 油絵は、水彩画と違い、あまり細かく描くものではない。 細かく下書きすると、それに制約されて伸び伸びとした絵は、描きづらいものである。
ただ、これだけは覚えておこう。鉛筆や木炭で下書きしたら、必ず、黄色か白で線を留めておくこと。 次回のための段取りとして。
<教室日記>
老人ホームに2ケ所、指導に行っている。 月2回づつ、計4回午前中に車でお出掛け。 絵手紙と水彩と油絵の指導である。 集会場みたいな所があり、そこで教えるのだが、高齢者のため、忘れて来ない人もいる。
老人ホームでは、まず褒める。 褒めてあげることが大事。 彼らにとっては、今が大事。 今の自分を褒めてもらいたいらしい。
「何々さん。 そうやって辛抱強く描いていれば、一、二年すれば随分と上手くなりますよ」と、一度言ったことがある。
「先生! 一、二年も先じゃ、私死んでますよ」と、言われた。 これが、案外冗談ではない。 すでに、二人亡くなっている。
しかし、褒めようとして、絶句したこともある。 言葉が出ない。 が、ここで、すぐに立ち直らないと勤まらない。
「良いーじゃないですか! 頑張りましたね」 この言葉が出ないと、仕事にならない。
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